『夜桜さんちの大作戦』第2期 第2クールED担当!KID PHENOMENON スペシャルインタビュー

『夜桜さんちの大作戦』第2期 第2クールのエンディングテーマ「I'm still breathing」を担当するKID PHENOMENONのインタビューを公開! 作品の魅力やお気に入りのキャラクター、そして楽曲に込めた想いまでたっぷりと語っていただきました。

――『夜桜さんちの大作戦』で好きなキャラクターを教えてください。

山本光汰:主人公の朝野太陽です。過去に色々あった中で、六美という大切な人と出会って過去を乗り越えながらも強大な敵に立ち向かっていく姿が、ザ・主人公という感じで好きです。

佐藤峻乃介:僕は途中から登場するアイさんが好きですね。見ているだけでとても癒されますし、夜桜家に迎え入れられてからの末っ子感も大好きです。それに普段は飄々としている凶一郎がアイさんを前にすると、おままごとで赤ちゃん役をやってくれたり、何でも買ってきてくれたりと長男としての凶一郎がにじみ出ていて、そのギャップもたまらなく好きです。

川口蒼真:僕は辛三が好きなんですよね。普段は繊細で臆病な性格なのに、武器を持つと人格が変わるというギャップに惹かれますね。僕も普段とパフォーマンスをする時とで人格が変わるようなアーティストに憧れがあるので、そんな辛三がかっこいいなと感じます。また、辛三の声を担当されている声優さんが、僕の好きな『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の主人公ジョナサン・ジョースターと同じ興津和幸さんなんですよ!

鈴木瑠偉:僕は好きなキャラが3人いて、アイとゴリアテはビジュアルが可愛らしくて好きですね。それと、1日だけ子供の姿なってしまったミニ凶一郎。普段のサイコパス気質なところからの健気で可愛らしいギャップに一気に心を持っていかれました。

遠藤翼空:僕も最初のインパクトで惹かれたのは凶一郎ですね。教頭として元々太陽たちと同じ学校にいて、太陽を呼び出したかと思ったらいきなり襲いだして…。最初は怖い人だと思いましたが、そのような行動をとってしまうのも過去の出来事から最愛の妹・六美を守るためだとわかると納得できるのかなと思います。コミカルで面白い一面を見せたり、クールでカッコイイけど、極度のシスコンというたくさんの表情を持っているのが好きなポイントです。

岡尾琥珀:僕も好きなキャラがふたりいて、まずはゴリアテですね。可愛いペット枠かと思ったら、めちゃくちゃ強い(笑)。あとは、最強な人が好きなので凶一郎は外せないですね。それに徐々に太陽に心を開いていく瞬間が見えつつも、どうしても素直になれなくてツンツンしてしまう人間性に惹かれますね。

夫松健介:僕は夜桜万かな。少々お調子者ですが、重要な時にさっと駆けつけて何でも知っているかのように孫たちをサポートする姿がカッコイイなと思いますね。基本僕もお調子者なので、テンション感が似ているなと思っています(笑)。

――『夜桜さんちの大作戦』第2期第2クールのEDを担当されることに決まった当時のお気持ちを教えて下さい。

夫松:『夜桜さんちの大作戦』は姉がとても好きな作品で、話はよく聞いていたんです。それにメンバーもアニメ好きが多くて、上京してから影響されてアニメを観るようになりました。その中でも『夜桜さんちの大作戦』はいつの間にか没入するほど面白かったです。そんなジャンプ作品のアニメに関われることが純粋に嬉しかったですね。

岡尾:僕ももともとアニメを自分から観るタイプではなかったのですが、今回EDを担当させていただくというお話を聞いて、アニメも漫画も読ませていただきました。今までアニメはあまり没入できないタイプだったのですが、『夜桜さんちの大作戦』はキャラクター性も含めて、どんどん没入していって、何をしていても続きが気になるくらいハマってしまいました。自分が子供の頃、アニメを見ていた時に流れるED曲はどれも印象に残るものばかりだったので、自分たちの曲がアニメの最後に映像と共に流れるとなると、やはりグッとくるものがありますね。

遠藤:先に楽曲をいただいてから『夜桜さんちの大作戦』のEDテーマを担当させていただく話を聞いたのですが、楽曲と作品を重ねて聴いてみた時にめちゃくちゃ感動してしまいました。過去のトラウマがあったとしてもいつかきっと何かの糧になる、目の前に高い壁があったとしても努力し続ける姿に心を打たれてしまい、その想いをしっかり表現できるようにレコーディング前に気持ちを整えましたね。

鈴木:「週刊少年ジャンプ」は男の子みんなの夢じゃないですか。小さい頃の自分たちに自慢してあげたいです。そのくらい、『夜桜さんちの大作戦』のEDテーマを任せていただけることが嬉しかったです。それに、アニメも好きなので、自分たちがこの楽曲を歌って表現することで意味のあるものにしたいなと思っています。

川口:僕は小さい頃からアニメが大好きでしたので、こうしてアニメのEDを担当させていただけることがとても嬉しかったです。『夜桜さんちの大作戦』のストーリーも大好きですが、やはり魅力的なキャラがたくさん出てくるところに僕は一番惹かれています。改めてこの素敵な作品のEDを担当させていただけることを光栄に思います。

佐藤:僕も昔からアニメや漫画が大好きなので、改めてこの素敵な作品に自分たちも参加して作り上げられることがとても光栄だと思います。またファンの方々は既に知っているかと思いますが、『夜桜さんちの大作戦』はいつもいいところで終わるんですよ!本編の後に来る楽曲も含めて作品の印象になるかと思いますので、責任を持って仕上げました。

山本:僕もあまりアニメを観タイプではないのですが、スパイ作品やミステリー作品など自分のこだわりラインナップみたいなのがあるんですよ。『夜桜さんちの大作戦』はそのラインナップにドンピシャな作品で(笑)。少年心が疼くのか、アニメを見て次の展開をワクワクしながら想像しています。今回このような素晴らしい作品に出会えてありがたいです。

――どのような想いを込めて「I’m still breathing」という楽曲を歌われましたか?

夫松:太陽は最初から強いわけではなくて、何度も悔しい思いを繰り返す中で大切な人を守るために何度も自分で立ち上がって、兄妹たちが支えてくれて、また前を向けるところがあると思います。そういった太陽の強い意志が詰まった楽曲だと思っています。先ほど峻乃介も言っていましたが、『夜桜さんちの大作戦』は本当に良いところで終わるんですよ。太陽が苦しんでいる時にこの楽曲がパンッと流れたら感情移入してしまうのではないかなと思いますね。それに、現実でも昨今様々な大変なことがある中で、この楽曲にも勇気づけられる部分があるのではないかな。『夜桜さんちの大作戦』の作品と共に色々な方の背中を押せるようなものになっているのではないかと思っています。

岡尾:僕もまさに太陽の気持ちを表しているのかなと思っていて、元々一般人だった太陽が普通でない夜桜家と関わっていくことで「逃げ出してしまいたい」「もう楽になりたい」と思うことがあると思うんですよね。そんな葛藤が、「逃げたいnight でもdon't hide理想と現実の境界線」というフレーズとリンクしている印象なので、結構大事な部分になっているのではないかなと思います。第2クールでは第1クールとテンション感がガラッと変わりますので、アニメのストーリーをよりよく表現できるように、自分の感情もリンクさせながら楽曲をデコレーションしました。

遠藤:歌うにあたっていつも意識していることですが、ただただ歌うだけだったら誰でもできるんですよね。だからこそ、なぜ自分たちがこの楽曲を担当させていただくかということをしっかり考えた上で、自分たちができる表現とは何なのか、この作品を通して何が伝えられるかを意識しています。また『夜桜さんちの大作戦』という作品に共感できたからこそ自分の感情をこの楽曲により込めることができたので、作品とリンクできたことが楽曲を作るうえでとても大きな効果だったと思います。

鈴木:僕が担当する「未完成なままでいいんだ」というフレーズは、まさに主人公の太陽を体現している言葉だと感じました。実際に作中でも表現されていますし、聴いている方々にも共感しやすいフレーズだと思います。実際に楽曲を耳にした人の気持ちも取り入れたいという思いを込めて、そのフレーズに全力をかけました。

川口:この作品のキャラたちは元々強いわけではなくて、太陽や凶一郎をはじめ過去のトラウマを抱えてるなど弱い部分も見えて、そこが共感できる部分でもあり僕が惹かれる部分なのかなと思っています。それが「I’m still breathing」にも取り入れられていて、サビでは力強く歌っているのに対し、メロディは繊細で、感情が内から出るような歌い方や歌詞がマッチしているなと感じています。僕はラップ部分を担当していますが、曲の後半にかけて疾走感や勢いが出るように意識してレコーディングしました。全体を通して楽曲と作品の似ている部分、一致する部分が多くあると感じましたので、そういった部分が落とし込まれた楽曲になっていると思います。

佐藤:『夜桜さんちの大作戦』は太陽だけでなく、夜桜家やかつての敵だったタンポポのメンバーたちも色々な過去を背負っていて、憎みきれないキャラが多い印象です。だからこそ葛藤しているシーンや描写も多く、僕たちの楽曲「I’m still breathing」にもリンクする箇所だと思います。僕が歌うパートに「握りしめた手の震えが まだ 生きてる証だった」というフレーズがあるのですが、まだ未熟な太陽だけれど大切な六美を守るために必死にあがいて守っている姿をイメージしながら歌いました。アニメの中のセリフや内容、ストーリー、人物像などが、楽曲を通してより伝えられたらいいなと思います。

山本:今回僕たちが歌わせていただいた楽曲「I’m still breathing」の歌詞はアニメの内容にリンクする場面、通じるところが多いと感じています。先ほど健介も言っていたようにそんな楽曲だからこそ、作品と楽曲をリンクして聴いてもらえたら一層感動するのではないかと思います。改めてEDを担当させていただけて本当にありがたいですし、アニメの良さを歌を通して届けられることをより一層嬉しく感じます。

――レコーディングの際に大変だった部分、苦労した部分はありますか?

遠藤:サビの部分は基本的にふたりで歌っています。「大切な人を守るためには前に進んでいかないといけない心からの叫び」を表現するために、気持ちの表現と技術的な表現とでどう兼ね合わせていくかが難しかったですね。特に技術を要する高音のパートはなかなか納得できなくて、自分自身との戦いでした。

夫松:アニメver.では流れない部分なのですが、ラストのサビ前の静かな部分がとても難しかったです。自分が納得するまで何度も録り直しさせてもらいましたね。翼空と光汰のふたりが先にレコーディングしていたのでその歌声を聴きながらマインドセットして、ふたりのエモーショナルな表現に繋がるように、そして感情任せにならないように注意しました。僕のイメージでは、一度感情が落ちたところから「俺はまだ息をしている」というフレーズを出すために、声のボリュームやエッジのかけ具合を意識して歌いました。本気でもがいているので、ぜひフルで聴いていただきたいです。

山本:僕はサビの頭を主に担当しているのですが、「I’m still breathing」は曲のタイトルにもなるワードですし、インパクトを残すところなのでプレッシャーもありました。健介も言った通り、楽曲としてもサビの頭は難易度が非常に高いです。強さやもがき苦しむ感じ、そして嘆きのような雰囲気も必要です。それらを混ぜて「I’m still breathing」というワードに投影しなければなりません。「強さが足りない」「もっとインパクトを残した方がいいな」「逆に抑えた方がいいのかな」と、自分の声を聞きながら何度もチャレンジして歌いました。納得がいくまで何度も録り直したことで、一曲通してストーリー仕立てのような説得力が出ていると感じます。アニメとリンクさせながら、楽曲としても歌詞を最後まで聴いてほしいです。逆に僕たちの楽曲を聴いてからアニメを見てみようと思ってくださる方もいるかと思いますので、色々な楽しみ方をしていただきたいです。

佐藤:あと「I’m still breathing」は振付にも注目していただきたいですね。今回の振付は、7人で魅せるパートを多く取り入れています。7人で踊っているというより、ひとつの動きや形を7人で魅せるパートが多く、それぞれが繋がっています。今まであまりなかった組み合わせで構成されているところが多いので、そこもぜひ注目してほしいです。

――どんな時に聴いてほしい楽曲ですか?

夫松:何かに立ち向かう時に聴いてほしいですね。自分の中で壁を乗り越えないといけない時や、自分との戦いに勝って前に進める時。逆に壁にぶつかって歩みが止まってしまった時もその答えを導いてくれるような、辛い気持ちに寄り添ってくれる楽曲でもあるので。あとはサウンドも素敵なのでテンションを上げたい時の音楽として聴いていただくのもよいかなと思います。でも落ち込み過ぎているときに聴いてしまうとあまりにも寄り添ってくれてしまうので少し辛くなっちゃうかも(笑)。

佐藤:寝る前に横になった時に聴いてみて欲しいです!アニメの描写で精神とリンクする時に水の中にボシャンと入っていくようなシーンがあると思うのですが、そんなイメージなんですよね。水の中で浮いている時のように落ち着けるのではないかと思います。

遠藤:この楽曲自体、アニソン好きの方にはぜひ聴いていただきたいですね。ロック調ですが、楽曲的には新鮮なニュアンスもあるので。もちろん『夜桜さんちの大作戦』のファンの方々にもフルでたくさん聴いていただきたいです!フルで聴くからこそより感情移入できる楽曲になっているので、ぜひアニメ好きの方、アニソン好きの方に聴いてほしいです。

川口:「より強くなりたい」「自分を変えたい」時に僕は聴きたくなる曲ですね。また先ほど瑠偉の話にも出ましたが、「未完成なままでいいんだ」という言葉が僕も好きなんですよね。変わりたい中でも変わらないものが大事な時だってあるじゃないですか。変わりたいけど今の自分を全否定するのではなく、今の自分を肯定してあげながらもさらに良い自分になりたいと思った時に聴くととても刺さるんじゃないかなと思います。

鈴木:自分のことを認めたくても認められない時があると思うのですが、そんな自分の気持ちがわからなくなってしまった時に、この曲が手助けしてくれる気がします。『夜桜さんちの大作戦』のファンの方にも聴いていただけたら好きになっていただけると思うので、アニメから僕たちのことを知ってくださった方々もライブに来ていただいて楽しんでいただけるくらいになりたいなと思います。そのためにもまずは「I’m still breathing」を好きになってもらえるように、寄り添ってくれる楽曲になっているのでぜひ聴いていただきたいです。

岡尾:僕個人的には「I’m still breathing」を一言で表すと、精神安定剤のような存在なんですよね。僕は結構自分の楽曲を聴くタイプなのですが、乱れた精神を落ち着かせてくれるというか、一旦自分を0に戻してくれるような存在なんですよね。ですので、みんなが先に言ってくれたように、大きな壁にぶつかってしまった時も、自分を嫌いになりそうな時も、0に戻って冷静な自分に戻してくれるような楽曲になっているのかな思います。

山本:僕は「何かに挑戦したい時」に聴きたいです。新しいものにチャレンジしたり、人と向き合ったりする時には、人それぞれのペースがあると思っています。社会的に強要されたり強く否定されたりすることは多々ありますが、最終的には自分がそれで納得出来るのかどうかだと思いますし、自分なりのペースやテンション感は絶対にあると思うんですよね。この楽曲のメッセージのひとつである「自分なりのペースで前を向けば良い」というメッセージは、心に響く人は多いのではないかなと思いますね。音楽もロック調なので音としても聴きやすいですし、メッセージ性も強い楽曲なのでそういう所にも注目して聴いていただきたいですね。

――最後にこれからの放送を楽しみにしている読者に向けてメッセージをお願いいたします!

夫松:『夜桜さんちの大作戦』ファンの皆さんには、恐らく第46、47、51話のEDが特にぶち刺さりだと思います!楽しみにしていただけたら嬉しいなと思いつつ、僕たちKID PHENOMENONというアーティストとして、「自分らしくいることがどれだけ素敵か」ということを伝えたいという気持ちがあります。この作品を通して、僕たちの楽曲「I’m still breathing」を愛してくれたら嬉しいです。そして自分が立ち向かっている壁や困難に対して自分を否定してしまいそうになったらこの楽曲や『夜桜さんちの大作戦』という作品が寄り添ってくれると思います。改めてありのままの自分を見つめ直して前に進めるようなメッセージを届けてくれると思うので、ぜひたくさんアニメを見てたくさん楽曲を聴いて楽しんでいただけたらと思います。

岡尾:今回『夜桜さんちの大作戦』のEDを任せていただけるということで、もちろん僕たちの楽曲をたくさん聞いてほしいという思いもありますが、楽曲やストーリーも含め、OPからEDまででひとつの作品だと思っています。アニメを見ていただいて「いいな」と思っていただけたら純粋に嬉しいですし、僕たちがこのアニメのEDを担当した意味にもなると思います。アニメのストーリーも楽曲も、どちらの良さもTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』というひとつの作品として感じていただけたらありがたいです。

遠藤:第1期から名だたるアーティストの方々が主題歌を歌われ、今回僕たちが第2期第2クールのEDを担当させていただけることに嬉しさと共に責任も感じています。最初は不安もありましたが、太陽をはじめ個性的なキャラから自信をもらい僕たちにとってもとても大切な作品のひとつになりました。この作品のいちファンとして、皆さんと一緒に今後の展開を楽しみながら太陽たちを見守っていきたいです。

鈴木:これまで「夜桜さんちの大作戦」の主題歌を名だたる方々が担当されてきた中で、次は僕たちがEDを担当させていただけるというプレッシャーがありますが、「I’m still breathing」はこのアニメにしっかりリンクするような楽曲になったと思います。あとはこの楽曲をしっかりと良い形で皆さんにお届けできればと思っています!

川口:作品と僕たちの楽曲を重ねて色々感じてほしいなという思いもありますが、それだけにとどまらず、自分自身と重ねてみることでより感動していただけると嬉しいです。僕たち自身もこれからの放送をすごく楽しみにしているので、一緒に楽しみましょう!

佐藤:ファンの皆さんは既に分かっているかと思いますが『夜桜さんちの大作戦』は本当に素敵な作品だと思います。そんな作品を少しでも引き立てられるような楽曲に仕上がっていると思いますので、楽しみにしていただきたいです。もちろん僕も楽しみです!!

山本:楽曲とアニメがリンクして作品により説得力が出たり、お互いの良さが引き立つと思うのですが、僕は絵と音楽がリンクしているED映像が早く観たいですね。アニメの本編だけでなく、最後のEDまでしっかり観ていただけると嬉しいです。